石の名称 |
解説 |
クリスタルガラス |
一般に透明度の高いガラスと言う説明で通っています。
正確には、鉛の含有率が24%以上のガラスを指します。
含有量が高くなるほど透明度と屈折率が高くなります。要するにカットしたら輝きが増すということです。
反面、含有率が高くなると硬度は落ちます。
一般的にキュービックジルコニアもクリスタルのなかまです。業界的にキュービックジルコニアとクリスタルガラスが正確に区別されているかどうかは疑問です |
ラインストーン |
有色ガラス(クリスタルガラスも含む)にフォイルバックを施した物。
フォイルバックとは石の底面に金属を融着させる事で、これにより鏡のような効果をあげ、光を反射させやすくします。
ガラスやクリスタルガラスでは、ダイヤモンドのように屈折率が高くない為、輝きが足りません。そこでこのフォイルバックと言う処理をするわけです。
ボディーピアスのジェムは殆どがこのラインストーンと言って良いでしょう。 |
人造石 |
ルビーやサファイヤなど、天然石と同じ組成を持つ人工の石。
天然石と比べ、希少性や組成に大きな違いが無いため、大きな差別化は得られていないように思います。又、主に色付きのクリスタルガラスの事を言う場合も有り、明確な区別はされていないように思われます。
ラインストーンと比べると透明度や輝きが違いますが、。 |
キュービックジルコニア |
一般には人造のキュービックジルコニアを指し、ダイヤモンド類似石として扱われています。
ボディーピアス関係では、ゴールドピアスの飾りとして付加価値の高いジェムとして使われており、ダイヤモンド代替品として扱われているようです。
ただし、クリスタルガラス(クリア)をキュービックジルコニアと賞している場合があり、正確な区分はされていないようです。 |
ダイヤモンド |
自然界では最も透明度、屈折率、硬度の高い石です。
ただ、ボディーピアス用として用いられる事は稀で、上記のキュービックジルコニアが主流です。 |
ステンレス基材のボディーピアスではラインストーンが用いられ、付加価値の高いGOLDピアスにはキュービックジルコニア等の人造石が用いられます。逆にキュービックジルコニアをあしらうにはそれ相応の基材が求められますからGOLDピアスとなります。(但し、業界的にキュービックジルコニアや人造石とクリスタルガラスの明確な区分がはっきりしていないようで、キュービックジルコニアの方がクリスタルより優れているとは断定できません)ステンレス基材のピアスのジェムにもCZ(キュービックジルコニア)と記載されているのを良く見ますね。
又、立て爪式の飾りではラインストーンを使えませんので、人造石を用いる事もあるようです。
人造石であるかラインストーンであるかを見分けるには、その輝きや基材、そしてあしらう構造等からある程度判断できます。しかしその区分分けが明確でない以上、どの表記が正しいかと言う判断は、正確には難しいようです。
e-pierceでは、GOLDピアスの石としてキュービックジルコニア、人造石をあしらった物を取り扱っております。 |